夢見ることはやめられない

ドルヲタの吐き出し場所

自担が結婚しました。


※お祝い出来ない方、担降りする方、担当への否定的な意見を見たくない方にとっては不愉快な記事かもしれません。
※これは一個人の感想であり、彼を語れる全てではありません。










遂にこのタイトルの記事を書くことになるとは。



V6 岡田准一 結婚




それは唐突な知らせでした。
しかも公式ではなく、配達ミスと規約違反であるSNSへの内容と画像のアップによるもの。
彼が望むタイミングで、自分の目で知りたかったです...


とはいえ、20年追い続けてきた大好きな人の結婚。
やっと届いたお知らせをこの目で見た時、「おめでとう!嬉しい!」と素直に思えました。
色んな思いの方がいらっしゃるのでネット上では意見を発言することを控えてきましたが、私は2人の進展を応援していたのです。
馴れ初めについて世間で色々言われていますが、それでも2人で歩んでいく道を選んだということはそれだけ想いが強いのだと信じています。

そして個人的な話、お相手の顔が好きです!!!
元カノさんの顔も好きなので自担と趣味が合うなと思っています()




しかし、お知らせの日付指定だけ心の中で引っかかっていました。
入籍日は12/23なのに、何故あえて世間が1ヶ月前から盛り上がる12/24を配達指定日に選んだのか?
そのモヤモヤの正体が分かったのは、ある方のブログの一文を読んだ時です。



『「アイドル 岡田准一のファン」として愛されたかった』



衝撃でした。納得しました。合点がいきました。涙が出ました。
そうなんです、私は「岡田准一のファン」でも「俳優 岡田准一のファン」でも「V6 岡田准一のファン」でもありますが、一番は「アイドル 岡田准一のファン」なのです。
准くんがもう少し「女性ファンが多くついている男性アイドル」という自覚があれば、このモヤモヤは無かったんだろうな。


准くんが准くんなりに「アイドル」を頑張っていてくれたのも分かっています。

10周年のコンサートは「これからもよろしく」と言われても、100%信じることが出来ませんでした。
だけど20周年の時はそんな気持ちには全くならなかったです。その感覚に泣いたのを覚えています。

いわゆる「反抗期」を迎えて演技への比重が大きくなってもV6をやめなかったのも、メンバー、ファン、スタッフへの感謝と裏切れないという思いがあったからだと思っています。
中でもあの5人のメンバーの存在というのはとても大きかったんだろうな、とV6大好き芸人は思ってしまいます勝手ですいません。



だけど准くんが感謝しているファンは、「V6
のファン」なんだろうなぁ。
不器用過ぎるくらい真っ直ぐな准くんとはすれ違いがとても多かったです。


ライブ前に遭遇したファンの子から「ライブ楽しみにしてます!」と言われたら「映画公開してます!観てください!」と言う准くん

違う!ファンの子は「V6のライブが楽しみ」だと言ってるんだからそこは「ありがとう」でいいでしょ!

20周年ライブの挨拶で「素敵な5人です、良い人達を好きになりましたね」と言う准くん。
そう、素敵なメンバーだよね。だからこそこんなに長くファンを続けてられるんだよ。だけど違う!!!!!そこに自分も含めて!私は准くんのファンなんだよ!

コンサートで「健ちゃんだよ〜」「博だよ〜」と言いながらニコニコ花道を練り歩き、自分以外のメンバーのうちわに反応する准くん。
分かる分かる、メンバー大好きなんだよね。自分が大好きなメンバーのことを大好きな人達に優しくしたいよね。でも違ぁぁぁう!!!横にいる「准」のうちわを持った子をもっと見てあげて!!!!


准くんは「アイドル 岡田准一のファン」を見ることが極端に少なかった気がします。
V6のファンとしては大事に思ってくれてるんだろうけど。数える程でも、ライブ中に目が合った時は優しく笑ってくれたことだってあるけど。

准くんは自分について「アイドルとして劣等生」として語ったことがありました。
それは仕方ないんだろうなぁ。事務所に入って半年でデビュー。大人達に怒られながら大ベテランの3人、Jr.でツートップを張っていた2人に追いついていくのが必死だったんだから、当たり前なんだと思います。
でも准くんは、未だにアイドルとしての自分には自信が無いし愛されてる自覚が少ないんでしょうね、きっと。




今回の事で、見て見ぬ振りしていた気持ちが溢れ出てしまいました。

私は5人のメンバーのファンが羨ましかったんです。

V6のファンはもちろん、アイドルである自分のファンに寄り添ってくれる言葉をたくさん発信していたから。
当事者である担当の方々からすれば「何言ってんだ」と思われるかもしれません。「隣の芝生は青い」のかもしれないけど、その羨ましいという気持ちはいつも頭の片隅にありました。
中でも剛くんの言葉は忘れられません。




きっとお客さんも、俺がこういう仕事してなかったりとかしたらまた違う人生になってたのかなぁと思うんだ。俺が14歳でさ、仕事始めて...テレビとか雑誌とか、いろんなもので俺のことを知ってくれて。その時点で、その人の人生も大きく変わったのかなぁって。だから、そのみんなの"思い"を裏切ることはできないし、大切に思ってる。

ー「GO MORITA LIVE 2008 PAINT IT BLACK」パンフレットより抜粋






森田剛、かっこ良すぎる。知ってたけど!

一公演だけ入った剛くんソロコン、それはそれは素敵なコンサートでした。みんな剛くんの事が好きで剛くんを見るためだけに集まって、剛くんは自分のファンに囲まれて嬉しそうで楽しそうで。
准担だけどとても楽しかったし、剛担は幸せだなぁと思いました。剛くんのファンを大切にしてる、したいという気持ちがビシバシ伝わってきていたんです。

「羨ましい」から5人の担当になりたい、という訳ではありません。准くんは5人の代わりではないし、5人は准くんの代わりではありません。メンバーにもファンにも失礼にあたります。
それでも准くんから5人の様な寄り添った気持ちをもっと聞きたいなぁと思ってしまう、私自身のエゴが嫌になります。だから見て見ぬ振りをしていたんだと気付きました。アイドルに見返りを求めても仕方ないと分かっているのに。



こんな複雑な気持ちを抱えても、私が「准くんが好き」という気持ちは変わりませんでした。ほんの少し意地があるのかもしれませんが、それすら上回るくらい好きなところがあります。


力を持った大きい綺麗な形の瞳。
凛々しい眉毛。
強い意志を感じる高い鷲鼻。
口角の上がった薄い唇。
しっかりした顎。
ちょっと天然パーマがかかっている髪の毛。
放っておくとにすぐ繋がるヒゲ。

低くボソボソした喋り声。
たまに出る故郷の関西弁。
練習して上手くなった滑舌。
ドッシリ、だけど昔から変わらない甘い歌声。
上手くならない文字。

広い広い背中。
努力で造り上げた戦うための筋肉。
ちょっと逞しくなったけど、それでも綺麗な長い指。
のしのし音が聞こえてきそうな歩き方。

「理想の父親像」を探す眼差し。
貪欲な吸収力。
常に進化を求める姿勢。
いつも目標を定めて、そして有言実行する努力。
新しいことを恐れず、表現に取り込んでいく度胸。
表現への探究心。

迷って、悩んで、傷ついて、気付いて、そして20年以上かけて膨らむV6、そしてメンバーへの愛。



まだまだあります。
私は岡田准一が大好きです。


テレビで放送されたカウコンを見た時、やっぱり無意識で一番先に見てしまうのは准くんでした。
ファンクラブから届いた年賀状、准くんのメッセージがいつもよりほんの少しファンに寄り添ってくれている気がしました。


勝手に不満を募らせて、自分のエゴに気付いてしまっだけどそれでもやっぱり好きです。
今までと全く同じ、というわけにはいかないかもしれないけれど担降りはしません。

私が准担を降りる時は、准くんがグループを辞める時だと思っています。




次回V6のコンサートが開催される時は、准くんに「アイドルも向いてるよ!」「アイドルの准くんもカッコいいよ!」という気持ちをもっともっと届けたいです。

もちろん「准」と書かれたうちわを持って。